【高卒認定試験】出題範囲について高認経験者が解説！”高1まで”は本当か？

こんにちは

今回は「高卒認定試験の試験範囲」について
取り上げていきます。

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今回の記事はこちら#高卒認定試験 #高卒認定 #勉強法 #高校中退
高認経験者もやった必ずやるべき対策とは！？
「【高卒認定試験】一発合格するために”ラスト1カ月”でやるべきこと３選！【体験談】」https://t.co/a7f17kk7NU

— 高認合格info【高卒認定の体験談】 (@kounin_info1) July 1, 2024

高卒認定試験の出題範囲は
知られているようで、知られていない
のではないでしょうか？

「高卒認定試験は簡単すぎる」
「高卒認定試験は難しい」など
難易度が話題になることはありますが、

出題範囲、試験範囲を正しく理解
している人は少ないと感じました。

そのため、この記事では
高認経験者の私が高卒認定試験の試験範囲
について解説をしていきますね。

それではいきましょう！

試験範囲の目安は”高校1年程度”

まずは高卒認定試験の試験範囲の結論です。

高卒認定試験の試験範囲は
「おおよそ高校1年生修了程度」
と言われています。

正確に言うと科目ごとに違うのですが、
全科目を通したおおよその目安となるのは
「高1修了程度」の
範囲で問題が出題されます。

公式文書（文科省）から見る試験範囲

正確な出題範囲については
文部科学省のホームページに記載されています。
高等学校卒業程度認定試験（旧大学入学資格検定）>試験科目・合格要件・出題範囲
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/01339.html

こちらページ内のPDFにて
出題範囲が記載されています。

高等学校卒業程度認定試験の出題範囲は、現在の高等学校のカリキュラムを編成する基準（学習指導要領
（平成３０年３月改訂））に基づいています。出題範囲（対応する教科書）を以下の表で確認してください。

引用元: 試験科目・合格要件・出題範囲（R6.4～）

引用文にあるように
高校のカリキュラムに基づいて
高卒認定試験の範囲が決められているのです。

科目別の試験範囲

高校のカリキュラムに基づいて
試験範囲が決められているのと書きました。

それでは、具体的に科目別の出題範囲を確認していきましょう。

出題範囲に対応している教科書

こちらの情報はこちらのページを参照しています。
試験科目・合格要件・出題範囲（R6.4～）
https://www.mext.go.jp/content/20230306-mxt_syogai02-mext_000014018_syutudaihani.pdf

令和4年4月以降の高等学校入学者が使用している教科書で高卒認定試験に対応しているものは以下の通りです。

左のかぎかっこは「高認試験の科目」
右のかぎかっこは「対応する教科書の科目」
になっています。

「国語」→「現代の国語」「言語文化」

「地理」→「地理総合」

「歴史」→「歴史総合」

「公共」→「公共」

「数学」→「数学Ⅰ」

「科学と人間生活」→「科学と人間生活」

「物理基礎」→「物理基礎」

「化学基礎」→「化学基礎」

「生物基礎」→「生物基礎」

「地学基礎」→「地学基礎」

「英語」→「英語コミュニケーション」

ざっと見てみると
高校の科目名と高認の科目名が異なっている
科目があることがわかります。

分かりやすいところで言うと
高認科目の「数学」は
高校科目でいうと「数Ⅰ」です。

ここを見ると
「“高認数学”は“数Ⅰ”の範囲」だとわかります。

数Ⅰの範囲というと
学校ごとに違いはあると思いますが、
おおよそ高校1年生で学ぶ範囲になっています。

注意が必要な科目（難易度が高い）

前項では数学を例に出して
高認試験の範囲が高1ぐらい
ということを解説しました。

しかし、単純に高1だけの範囲では
合格が難しい科目もあります。

例に挙げたいのは「歴史」です。

歴史、地理、公共の3科目は
令和6年度から新科目としてスタートします。

以前は「日本史B」や「世界史A」などでした。

私自身も高認を受験した時には
「日本史B」を受けました。

この記事の執筆時点では
新科目「歴史」の試験が行われていないので
まだ不明な点が多いですが、
私の経験談をお話しさせてください。

私は2012年に「日本史B」を受験しました。

日本史Bの範囲は高1だけの範囲では
到底合格は難しいものでした。

表現が難しいですが、
高認の日本史Bで勉強したことが
その後に私が受けた大学受験の日本史Bでも
かなり役立ったぐらいのものでした。

しかし、これはあくまでも
旧科目「日本史B」の話ですので
参考程度にしてもらいたいのですが、

単純に全科目が高1レベルで合格できると
考えていると、
難しい試験になると思います。

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私も2012年の高卒認定試験に合格して
2014年に大学に進学しました。

そこで高認対策の参考書と
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まとめ

今回の記事では
「高卒認定試験の試験範囲」
について書いてきました。

高卒認定の試験範囲について
取り上げてきましたが、
いかがでしたでしょうか？

記事の冒頭でも書いたように
高卒認定試験の難易度が話題になる事はあります。

ただ、試験範囲・出題範囲が話題になる事は少ないです。

高認の受験を考えているみなさんは
この記事や、文科省のページに目を通して
ご自身で正しい情報を獲得しましょう。

ご自身で正しい情報を得ることが大切です。

自分で正しい情報を得れば
他のだれかからのゆさぶりから自分を守れます。

「高認は簡単すぎる」
「大検は難しい」

そんな言葉に惑わされないでほしいです。

高校を中退しても、
独学だとしても、
大学には進学できます。

私ですらできました。

大丈夫です。
応援しています。

今後とも当サイトでは高認に関することを発信していきます。
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