こんにちは

今回の記事では
「高卒認定が簡単すぎるといわれる理由」
について取り上げていきます。

<当ブログ管理人の自己紹介>
「高認合格info」の管理人Mさんです。(20代後半男性)
自身の経験から高卒認定に関する情報を発信しています!

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<経歴>
16歳:高校中退(高2の春)
→同年冬の高卒認定に合格
17歳:1年間独学で受験勉強
18歳:地方私大に合格
18歳~23歳:大学生
23歳~現在:うつを抱えながら奮闘中

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「高卒認定試験は簡単すぎる!」

「高卒認定とか簡単すぎて意味がない!」

ネットやSNSではこのような声を
目にすることがあります。

この記事では
“高卒認定試験の難易度”について

高卒認定経験者である私が解説していきます。

<こちらの記事もどうぞ>

 

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高卒認定は簡単すぎるのか?【数学の範囲は”数Ⅰ”のみ】

まずは
「高卒認定試験は本当に簡単すぎるのか?」
という点について書いてきます。

高卒認定試験の単純な難易度
(問題の難易度)は“簡単と言えます”

これは高卒認定試験を実施している
文部科学省のホームページ内の
「出題範囲」をご覧いただけると
分かります。

▽詳細はこちら▽
(文部科学省HP 高卒認定試験ページ)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/01339.html

こちらのページにある
「数学の出題範囲(対応教科書)」
見てみると
『数学Ⅰ』とあります。

つまり、高卒認定試験の数学の
出題範囲は「数Ⅰ」
ということなのです。

「数Ⅰ」の範囲となると
学校にもよると思いますが、
高校1年生のうちに学習を終える範囲ですよね?

このことから
“高卒認定試験の出題範囲はおおよそ高1まで”
と言われるのです。

これだけでも
“高卒認定試験が簡単すぎる”
という言われる理由が分かったかと思います。

【不登校高校生】進学校(仮)を辞めて高卒認定試験→大学進学のお話【体験談】



ここまで簡単なのはなぜ?

続いて
「高卒認定試験はなぜここまで簡単なのか?」
ということについて書いていきます。

高卒認定試験がここまで簡単なのは
しっかりとした理由があります。

ここから書いていくことは
あくまでも私の見解であることを
ご了承くださいね。

高卒認定試験は
旧名称を“大学入学資格検定”と言います。
大検と言われることも多いです)

大検時代は
試験難易度が高く合格が難しい試験でした。

しかし、高卒認定試験に変わってからは
合格がしやすくなったのです。

この間になにがあったと思いますか?

「大学進学率の上昇」です。

大学進学が一般化したことに伴って
試験難易度が易しくなったのです。

高卒認定試験が果たす役割として
文部科学省ホームページには以下のように
記載されています。

高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった方等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。
(大学入学資格検定(大検)は、平成17年度より高等学校卒業程度認定試験にかわりました。)

高校を卒業できなかった人(中卒・中退)に
進学試験の受験資格を与える
という試験なのです。

これは大学進学が一般化したことで
高校中退者・中卒者に対して
広く大学進学の機会を与えるべく
試験の難易度が調整されたもの

私は考えています。

【高校中退からの大学進学率】私が学生時代に教授に聞いた話「0.3%」【高認→大学の体験談】

独学合格も十分に狙える【体験談】

ここまで「高卒認定試験が簡単すぎる理由」
について書いてきました。

最後に高卒認定試験は
“独学でも合格が狙える”という点について
私の体験談をお話させてください。

私は高校2年の春に学校を辞めて
同じ年の冬の高卒認定試験に合格しました。

その間の勉強はすべて独学です。

私が半年という勉強期間
しかも独学で合格できたのは
ひとつの大きな理由があります。

それは“科目免除”が適応できた。
ということです。

高卒認定試験には
高校在籍時に取得した単位を申請することで
受験科目が免除される制度があります。

この制度によって
私が受験した科目は
「日本史B」と「生物」の2科目のみでした。
(私が受験をした2012年当時の科目名)

あなたがもしも高校在籍時に
取得した単位があれば
多くの科目で受験が免除されることもあります。

科目免除が適応されなかったとしても
複数回に分けて試験を受けることも可能です。

(例)
6科目の合格が必要な場合
1回目の受験で3科目合格
2回目の受験で残りの3科目合格
→必要全科目合格(高卒認定試験に合格)

このような形で分けることができます。

試験は1年に2回(8月と11月)
実施されていますので、
時間はかかっても合格ができる
試験になっているのです。

当ブログの別の記事では
私が実際にやっていた独学勉強法
ご紹介しています
ので、
気になった方はそちらもご覧くださいね。

【高卒認定試験】科目数!2科目だけ受験で合格→大学進学の体験談【科目免除】




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私も2012年の高卒認定試験に合格して
2014年に大学に進学しました。

そこで高認対策の参考書と
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まとめ

今回の記事では
「高卒認定が簡単すぎるといわれる理由」
について書いてきました。

私が高卒認定試験を受験した
2012年当時に実施されていた
センター試験(現在の大学入試共通テスト)
よりも高卒認定は簡単でした。

記事本編にも書いたように
大学入試よりも難しくしてしまったら
高卒認定試験が果たすべき
役割が果たせなくなってしまいますからね。

高卒認定合格後に大学入試を受ける
みなさんにとっては
高卒認定合格後からが
本格的な受験勉強のスタートになります。

そのあたりの高認からの大学進学の
体験談
も当ブログの他記事で
取り上げていますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも当サイトでは高認に関することを発信していきます。
「こんな内容を取り上げて欲しい」といった
リクエストもどんどん受け付けていますので、
お気軽にお問い合わせくださいね!

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